自費リハビリとは何か?
自費リハビリとは何か?
「自費リハビリ」とは、公的な健康保険や介護保険が適用されないリハビリサービスのことを指します。通常、公的保険を利用する場合は自己負担額が1~3割程度で済みますが、自費リハビリでは全額自己負担となるため、1回あたりの費用が数千円から数万円と高額になるのが特徴です。
メリットとしては、保険制度の制約を受けないため、利用者の希望に応じた柔軟なリハビリが受けられること、回数や期間の制限がないこと、専門的なトレーニングや最新のリハビリ技術を取り入れやすいことが挙げられます。
一方で、デメリットとしては、費用負担が大きくなりやすいことが挙げられます。そのため、利用する際には自身の目的や経済的負担を考慮しながら選択することが重要です。
自費リハビリと公的保険適用のリハビリの最大の違いは、日数・回数・時間の制限がない点です。たとえば、脳卒中を発症して180日が経過すると、医療保険でのリハビリは終了し、介護保険に移行した場合も週に数回・1回あたり数十分といった厳しい制約が課されることが一般的です。こうした制限に不自由さを感じた経験がある方も多いでしょう。
一方、自費リハビリでは、利用者と事業者の間で自由にプログラムの時間や内容を決めることができ、自分に合ったリハビリを継続しやすいのが大きな利点です。